株式会社くりえいとのスタッフが、福岡県宗像市の離島・地島を訪問し「One Day Meeting」を実施しました。人口122人の島を歩きながら歴史や自然に触れ、地域活性化に向けたアイデアを出し合った一日の様子をお届けします。
8月24日、株式会社くりえいとのスタッフは、福岡県宗像市の地島を訪れ、現地でアイデアを出し合う「One Day Meeting」を実施しました。宗像市世界遺産課の山田さんにもご同行いただき、地島の歴史や自然に触れながら、島の未来を考える一日となりました。

地島の現状と今回の目的
地島は昭和40年に429人だった人口が、令和2年には122人にまで減少しています。当社は地島内に家屋を購入し、地域活性化に向けた取り組みを模索しており、今回は実際に現地へ足を運び、島の空気を肌で感じながら意見を交わす場を設けました。
午前の部:島を歩き、歴史に触れる
当日は10時05分に神湊を出発する「ニューじのしま」に乗り込み、地島へ向かいました。炎天下の中、泊から白浜まで約30分の道のりを歩き、世界遺産課の山田さんには「ルックルック講座」としてご同行いただきました。

かつて「地島」は「慈島」と書かれ、産神である市杵島姫神にちなむ表記であったこと、泊にある厳島神社は、沖ノ島から広島の厳島神社へ神を勧請する途中、大風により泊に立ち寄った際に三女神を祀ったことが始まりであることなど、貴重なお話を伺いました。
地島の自然と暮らしに触れて
フェリーからは海に浮かぶ桶から潜る海女さんの姿(本日は紫ウニの駆除作業とのこと)を見ることができ、道中では波止場に並ぶたこつぼ、庭先で天日干しされるひじきなど、漁とともにある島の暮らしを随所で感じることができました。


信号機もなく、ほとんど車も通らない道を、スタッフ一同でのびのびと歩きながら地島小学校の前を通過し、目的地である白浜の物件(4LDKの平屋)に到着。畳の和室で持参したお茶やお弁当をいただきながら、ひと息つきました。世界遺産課の山田さんには、貴重なお話とともに終始お力添えをいただき、地島の魅力を存分に感じられる午前のひとときとなりました。

午後の部:地島プロジェクトのアイデア会議
午後は購入した家でひと休み。昼食には、島唯一の食堂「なごみ食堂」にお弁当を仕立てていただき、皆で食事を囲みながら談笑しました。
休憩後は「地島プロジェクト」のアイデア会議を開催。「どんなことができる?」「何をしたら人が来ると思う?」と問いかけながら、メンバーそれぞれが「これ面白そう」「こんなの見てみたい」と思う案を出し合いました。地島が抱える課題にも目を向けながら、さまざまなアイデアが飛び交いました。

「何もない、がある」地島
地島に降り立ったとき、多くのメンバーが感じたのは、時間がゆっくり流れているような感覚でした。何にも縛られない、ゆったりとした空気。そこで出てきた言葉が、「何もない、がある」という表現です。
とにかく何も考えたくないときに訪れたい。喧騒とした社会から切り離されたような場所。今回の訪問を通して、そんな地島の魅力を感じる一日となりました。
島特有のこの雰囲気を活かすのか?はたまた、人がたくさん集まるような賑やかなプロジェクトを考えていくのか・・・地元の方にたくさん話を聞きながら、少しでも地島のためになるような企画を形にしていきます。
「地島プロジェクト」のこれからにご期待ください。
そして、この記事を読んでいただいた皆さま。是非一度、地島を訪れてみてください。忙しい日常を忘れさせてくれるような、そんな空間が待っています。