「視野の狭さに驚いた」入社4ヶ月弱のパートスタッフが学んだ事業構想のリアル

2026.10.30
One Day Meetingのワークショップで、白い会議テーブルに手書きの付箋が並んだ様子。「視野の狭さに驚いた」入社4ヶ月弱のパートスタッフが学んだ事業構想のリアル、の文字入り。

10月21日に開催されたOne Day Meetingのレポートをお届けします。今回は架空の大学食堂再生をテーマにしたワークショップと、宗像の海女文化を学ぶルックルック講座の2本立て。パートタイマーのKさんとアルバイトのEさんが、それぞれの視点で当日の学びをまとめてくれました。


ワークショップ「架空の地方私立大学内の食堂再生」

今回のワークショップレポートは、パートタイマーのKさんが担当します。

私は週3時短のパート勤務ということもあり全体を通しての参加がかなわないことも多く、今回も途中退席という形ではありましたが、とても勉強になる、自分自身の課題がまたひとつはっきりとする、充実した時間となりました。

会議室でホワイトボードに書き込むファシリテーターと、モニターに映る大学食堂の現状データ
ワークショップ冒頭、架空の大学食堂の設定を全体に説明している場面。

今回のテーマは、「(架空の)ある地方にある私立大学内の食堂再生」。まずは設定を全体に説明してもらい、その後個人ワークでアイデア出しを行います。

STEP1:現状分析とアイデア出し

最初のステップでは、以下の2つに取り組みました。

  • 気になること、可能性を感じることを自由に書き出す
  • 自分が責任者であれば何をするかのアイデアを、できるだけ多く書き出す
会議テーブルに並べられた黄色い付箋とカラーペン、資料を確認する参加者の手元
個人ワークで出したアイデアを付箋に書き出し、発表に向けて整理している様子。

株式会社くりえいとに入社して4ヶ月弱(もう4ヶ月か。まだまだ人見知りが終わらない。週3だし時短だし、お盆もシルバーウィークもあったし。実質入社2ヶ月くらい。と自分に言い訳しています)。

いろいろな業務に携わる度に、この「気になること」の分析がいかに大切かということを感じています。

  • 現状をできるだけ細かく把握すること
  • 良い点も悪い点も、その原因は何かを探ること
  • まずそこからスタートしないと、1歩目が出ないということ

当たり前だと言われてしまうかもしれませんが、これまでなんとなーくの感覚で生きてきた自分にとっては、これを癖づけることがとても難しいことなのです。(前職では、周りのひとたちが全部フォローしてくれていたのだな、と改めて反省と感謝があふれています)

STEP2:アイデアの具体化と発表

STEP1で出たアイデアから2つ選び、内容をもう少し具体的に考えます。

このSTEP2にて、我が事ながらとっても驚いたのですが、たくさん思いついたぞーと鼻息荒くペンを走らせたもの、大きく分けたらそのすべてがこの「2つ」に分類されてしまったのです。なんという視野の狭さ。驚きと落胆。

その後、一人ひとりが発表していきます。こういった発表の場では、自分では全く出ない発想に触れられることがとても好きです。

今回、私は「お客様となりえるターゲットの分母を広げること/余っている空間や時間にいろいろ詰め込むこと」ばかりに目を向けていましたが、目からうろこだったのが「お客は学生のみにしぼり、とにかく小さく動かすこと」というアイデアです。引き算の美学。(ファッションにも取り入れていきたい)

他にもそれぞれが多角的に物事をとらえており、すべてに「わあーいいアイデアー」と心で拍手を送りました。でもそれで終わってはいけないのが社会人なのですね。「否定や欠点の指摘ではない質問」をするむずかしさ。常に具体的に想像して人の話を聞くことの大切さ。これも入社以来何度目だろうかというくらい実感しています。

そして、繰り出される質問に対し、アイデアとはそこまで含めたものなのかと、ちょっと絶望にも近い感覚を覚えました。

グループワーク:事業構想をまとめる

そのあとは2つのグループに分かれてのワーク。STEP2で生まれたアイデアをもとに、それぞれのグループ全員でひとつの事業構想をまとめる行程です。

ここがなんともちんぷんかんぷんでした。もうひとつのグループの話を盗み聞きしていると(そんなことしている場合ではないけれど)、細かい数字の話までしている。何を言っているのだろう…

「My Dish!」と書かれた模造紙に貼られた色とりどりの付箋。事業内容や収益の仕組みなどが整理されている
グループワークでまとめた食堂再生の事業構想。具体的な数字まで落とし込んでいる。

事業をするにあたって、ぶれない大枠・大義。そこに到達するための、細かな想定。具体的なこと。

今、初めて新規事業の起ち上げを担当していますが、最高のタイミングでこのワンデイミーティングに参加させてもらったと感じます。本当は最後まで居たかった!


お昼休憩のお楽しみ

そしてひそかにワンデイミーティングで楽しみにしているのは、なんといってもお昼休憩!おいしいお弁当を食べられるのです。

萩森家おにからの彩り豊かなお弁当。白ご飯にオクラやかぼちゃ、唐揚げなどのおかずが詰まっている
One Day Meetingのお昼休憩で提供された萩森家「おにから」さんのお弁当。

この日は萩森家の「おにから」さん。くりえいとでもキッチンカーでお弁当販売をしてくださっていますし、宗像市内の地域の子ども会やお祭りでもお世話になっているところが多いと思います。おいしい!元気がでる!お昼のリラックスをありがとうございます。

来月のワンデイミーティング。タイミングが合って参加できたら、にはなりますが、また何を学べ、何を食べられるか楽しみです!


ルックルック講座「宗像・鐘崎の海女文化」

午前と午後のワークショップの間に宗像の歴史について学びました。ここからはアルバイトのEさんによるレポートです。

今回、株式会社くりえいとに関わって、初めて宗像の歴史についての講座を受講しました。

講座を受けてまず思ったのが、ただ事業を行うのではなく、このくりえいと地域・宗像市のことを深く学び・知った上で事業を展開しようと考える会社の姿勢がとても素敵な会社だと感じました。

鐘崎海女の枝村と移住地を示す資料。海女道具の図解と日本海沿岸の地図が掲載されている
ルックルック講座で使用された宗像市作成の資料。海女が全国へ広がった歴史がわかる。

今回のテーマは「海女」。鐘崎の海女が日本海沿岸海女の発祥の地だと知り、能登から五島列島に至るまで全国40か所以上へ「アマアルキ(海女歩き)」として活動を広げていた宗像の女性たちの歴史のスケールに感動させられました。

明治時代の福岡県漁業誌に掲載された海女漁の古い絵図と解説文が載った講座資料
1879年の史料をもとに、鐘崎海女の潜水深度や漁の方法を解説するページ。

特に山口県に残る墓石へのお墓参りや能登半島地震での鐘崎〜石川県輪島市海士町への支援など、昔から代々伝わる目に見えない「海女を通じた絆」にすごくロマンを感じたと同時に、これからも守っていくべき文化だと改めて感じました。

実は「海士(男のあま)」を生業にしてその魅力を伝えている私の地元の友人がいて、講座中もその友人が頭に度々浮かんできていました。

その友だちも昔からの漁法や歴史を世に発信している姿を近くで見てきて大変な世界だとは思っていましたが、今回を機にさらに「地域の歴史や文化を継承していくことの重要性」を実感することができた講座でした!

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