健康は、もっと身近でいい「ウェルネスタウンむなかた」

2025.12.18
宗像市で開催された大人の体力測定イベントの様子。地域住民が体力や健康状態をチェックする健康促進イベント

ヘルスケアは、特別なことじゃない

こんにちは、中村です。早速ですが、

ヘルスケアって、何でしょう。

運動でしょうか。

食事でしょうか。

それとも、しっかり眠ることでしょうか。

実は、ヘルスケアはそれだけではありません。

普段使っているお店。

何気なく立ち寄る場所。

友人と話す時間や、川沿いを歩くことも。

少し視点を変えると、私たちの日常の多くが、広い意味でのヘルスケアにつながっていることに気づきます。

ウェルネスタウンむなかたは、そんな話題から始まりました。


雑談から始まった「ウェルネスタウンむなかた」

宗像市内の企業や個人が集まる場があります。

「焚火会」。

地域の井戸端会議のように、お菓子や飲み物を持ち寄って、情報交換や意見交換をする、雑談中心の集まりです。

「こんなサービスがあったらいいよね」

「健康って、もっと身近でいいんじゃない?」

そんな何気ない雑談の中で、少しずつ話が広がっていきました。

宗像市大島で行われた焚火会の様子。古民家の前で焚火を囲み、参加者が交流する地域体験イベントの夜景
焚火を囲みながら語り合う大島での焚火会の夜。

ゆるやかな連携という考え方

せっかく宗像には、医療、運動、食、生活支援など、いろいろな分野の事業者がいます。

それぞれが単独で頑張るだけでなく、ゆるやかにつながって、市民の皆さんに届けられたら面白いのではないか。

そうした話の積み重ねから、ウェルネスタウンむなかたは形になり始めました。

立ち上げ当初は、まずはお互いを知ることから。

どんな仕事をしていて、どんな想いを持っているのか。

「連携」という言葉に縛られず、無理なく関われる形を探るところから始めました。

この取り組みでは、頑張りすぎないことも大切にしています。

参加しているメンバー自身が楽しめないと、続かないからです。


試しながら形にしていく取り組み

そんな中で、いくつかの試みも生まれました。

店舗をまたいでサービスをつなぐことを想定した、共有カルテの実証実験。

宗像で一番の筋力や柔軟性を測る大人の健康測定。

買い物やお祭りのついでに、自分の体の状態を知ってもらう、そんな軽やかな取り組みです。


ONE DAY TRYという一日の実験

「ONE DAY TRY(ワンデイトライ)」では、健康測定とサービス体験を組み合わせた一日を企画しました。

店舗間の移動は、ただの移動ではありません。

ウォーキングのポイントを教わりながら、実際に歩く時間に。

樹木医をゲストに迎え、山田川沿いの草木や自然について話を聞きながらのウォーキングです。

体を動かして、自然に触れて、最後は感想を語り合う。

お土産のケーキを手に、それぞれの日常へ戻っていく。

そんな、少しだけ特別で、でも無理のない一日でした。

宗像市で開催されたワンデイトライ樹木医体験の様子。参加者が自然環境の中で樹木医から専門的な解説を受けているフィールドワーク風景
樹木医によるフィールド解説。自然と向き合う仕事のリアルを体験する「ワンデイトライ」。

行政との連携から広がる可能性

また、宗像市高齢者支援課が主催する「介護予防サポーター養成講座」では、コラボイベントも実施しました。

フレイル予防の体操や、日々の食事の工夫、ヒートショック予防などを、座学だけでなく体験を交えながら紹介しています。

参加された方からは、

「地域にこんな企業や専門家がいると知れて心強い」

「これから地域で活動するうえで、大きなヒントになった」

といった声も聞かれました。


形を変えながら続いていくために

ウェルネスタウンむなかたは、その時々で地域の企業や人のつながりに合わせて、形を変えながら続いていく取り組みです。

これからは、一緒に関わってくれる企業や個人の方とも、少しずつ輪を広げていきたいと考えています。

専門家でなくても構いません。

「何か面白いことができそう」

その気持ちがあれば十分です。

楽しみながら、宗像のウェルビーイングをつくっていく。

そんな仲間が、また増えていけばうれしいです。

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