※2025年12月16日に一部文章を調整しました。
僕、代表 宮崎は30年を越すスペインサッカーのとりこで———、というよりも、より正確に言うなら、熱狂的なマドリディスタ(レアル・マドリード)である。
そして、僕の夢は、いつか「宗像市でレアル・マドリードを軸にしたコミュニティをつくる」。(ここまで前回と同じ)
ぶすぶすと漂う、不穏な空気
セルタ戦の翌日から、マドリーの内部ではぶすぶす、と、きな臭いにおいが充満。
鼻につく。
異常な早さで、月曜日にはペレス会長ら首脳の会議が開かれた模様。
ジダンやクロップ、アルベロア、ラウール、ソラーリといった飛ばしとしか思えない後任候補の名前も報道されていた。
いずれにしても、これら報道の最後は決まって、まずは
木曜のペップシティ戦を見てみよう———
みたいな不気味な記事の終わり方だった。
擁護と皮肉が交錯する、前日会見
チャンピオンズの前日会見では、ペップが皮肉を込めて「イングランドではロッカールームの内情を知るジャーナリストなどいない。スペインでは私の経験上、誰もがすべてを知っている」と教え子・アロンソを擁護するコメント。
また、レジェンド・グティは「5-0」でマドリー勝利と擁護し、問題は「記者にある」と喝破し、チュアメニも「アロンソの責任ではない」と支援した模様。
その前日会見でアロンソは、マドリーの監督ならこの状況に対処できなければならない、としたうえで「私は試合のことだけを考えている」とコメントした。

ベルナベウで迎えた現実
そしてペップシティを迎える、サンチャゴベルナベウ。
結果から言うと、1-2でシティに敗れた。
試合後会見のアロンソのコメントは彼のシャツの色と同じぐらい、いつも通りだった。
「私が心配するのは次の試合のことだ。重要なのはレアル・マドリーにほかならないんだよ。(解任は)私が取り扱うテーマではない」
「毎試合決勝」が始まる
もっと時間があれば!
を許してくれないのがマドリーというエンブレム。
すでに報道では、「シャビアロンソのファイナル」が始まった、と銘打たれ、アラベス戦から1月8日のスーパーカップ準決勝・アトレティコ戦までを「毎試合決勝」状態に見立てている。
そう、そしてまた僕らの週末がやってくる。
今週もy Nada Mas
今日のスターターと、試合の入り
まずは今日のスターター
クルトワ
フェデ
アセンシオ
リュディガーおじさん
ヴァルデペーニャス(初)
忠誠ロドリゴ
ギュレル
チュアメニ
I・ライトに続きにフリット擁護されるベリンガム
ヴィニ
エムバペ
相変わらずだが、試合前も、試合中もタイミングよくスタンドのソラーリ(後任候補と報じられた)とアロンソを順番にカメラで抜いたりする「モノ言うスイッチャー」の腕を見せるリーガの放送。
低調な前半と、エムバペの一閃
試合のかかりから重心が少し低く、ベリンガムの位置も低い。
前半はずっとローテンション。
忠誠ロドリゴがフェデのスルーから裏を取ったぐらいしか、「お!」というアクションを覚えていない。
それでもなにもなさそうなところから、ベリンガムのスルーパスに抜け出したエムバペがカットインからゴール!
これよ、これ。
四の五の言ってられないから(笑)

初出場ヴァルデペーニャスと、祈る家族
初出場ヴァルデペーニャスは緊張感ありまくりで、おそらくポテンシャルのほとんどが出せなかったと思う。
その姿を見ながら、家族は血が出るぐらいコブシを握ってみているだろうな、と想像。
フットボールをしろ!ミスを恐れず行ってくれ!自分を信じろ!って祈っていただろう。
前半最後にはクルトワが決定機を顔面ブロック。
xG0.56程度では入りません(笑)
貧乏ゆすりと狂喜の瞬間
後半。
家族からのLINEを見たか、ヴァルデペーニャスの動きが良くなる。
なぜか僕までほっとする。
ぎこちないゲームだが、今日は勝ったかなと思った矢先、スコーンと真ん中を抜かれてネットを揺らされる。
ま。これだけスコーンと抜けるときはオフサイドだから。
と経験に基づく理性では判断しながらも、嫌な予感がする。
ビデオ判定の結果、リュディガーの肩が数センチはみ出していてゴール認められる。
(もちろんこの失点はリュディガーおじさんのせいというよりは、なのだが直接的な対象に非難の目は鋭いものだ)
何やっちょんか!おじさん!
感情が100%を超過すると、人は一番得意な言語で叫ぶ。脊髄反射のように無意識に、山口弁が。
なんかっちゃ、こりゃ!
ソファで暴れる僕。
現実を受け入れられない。失点からの逃避
このころ、(後任候補と呼ばれる(再掲))スタンドのソラーリがカメラに抜かれる。
最悪のことを避けるために、ペレス会長に電話したくなる。
念のため携帯電話の連絡先を開くが、「フロレンティーノ・ペレス」という名前の電話番号が見つからない。
「今変えても結果はそう変わらないから、シーズン終了まで待って」
誰か伝えて。
ここから僕は激しめの貧乏ゆすりで身体を揺らし、何を見てもイライラする。
アセンシオは危ない。体の向きがおかしいシーンが前の試合から散見される。今日も少なくとも2度、僕をイラつかせた。
ゲーム展開は変わらず。
貧乏ゆすりはもう極貧レベルの激しさ。
被害妄想が天井に届きそうになりつつあったころ、ヴィニのアウトサイド折り返しから、忠誠ロドリゴが走り込んでゴ――――ル!
妄想が狂喜へ昇華———
アロンソも飛び跳ねる———
僕も小さくジャンプして、テーブルに脛をぶつけるが痛みなどない。

ここで俺たちのハウセン登場。
僕も着ている24番!
そういえば、ハウセンがケガしてからだよな、こんなに調子悪くなったの、など自分に都合のいいことばかり考え始める。
このあとは80分以降に貧乏ゆすりが「1点リードゆすり」に変わり(これはこれでなかなかのビートを刻む)、リードしたまま終了!
やったよ!
ゲームは全くつまらんかったけど、この勝ち点3には意味があるのよ。
数字以上の。
アロンソの言葉と、その先へ
「マッチポイントを防いだ」という粋な言葉で表現されたアロンソ、その戦後の記者会見から引用。
「まだ道のりは長い。重要な瞬間だったが、これまでうまくやってきたことを基盤に、さらに前進していく必要がある」
僕は完全なるアロンソ擁護派の一人だけど、アロンソの登場したころの僕らが憧憬した「改革者」然とした雰囲気は見る影もない。
目的のために手段を択ばず、の境地にいて、そのために迎合しているのならいいけど。
では、また来週。
宗像近郊のマドリディスタへ
宗像近郊のマドリディスタのみなさん、機会があればぜひお会いしましょう!
Hala Madrid!
#AlavesRealMadrid