ただの私事ではございますが

2026.01.22

年末恒例となっている京都訪問。

年も押し迫った12月26日、私は京都へ向かった。大学時代の恩師に会うためだ。5年前までは1人で訪問し、恩師との時間を楽しんでいたが、ひょんなことからゼミ生で親友と呼べるS氏と毎年会いに行くようになった。

私も50歳を超え、嫌なことを言ってくれる存在が周りに少なくなってきている中、大学の先生と生徒という関係が一生続くこの間柄は貴重な存在。まあまあ、世間で評価された仕事の成果物を持って行ったときなんか、見ると同時に「余白がたりんな!」と。読んでいる方には何の話か分からないと思うが、当の私からすると、完成品を見て「もう少し余白があればよかったな」と考えていたものだから、いきなりそこを指摘するかと感嘆した。


知識の泉に触れる貴重な時間

当たり前なのか、当たり前でないのか分からないが、大学の教授を長くやっておられた恩師の読書量とその領域は半端なく、ありとあらゆるものを読破しているのではないかと思われるほど、知識の量と幅がすごい。

今回も様々な話をする中で、「今の君にちょうどいい本を」ということで紹介いただいた、

①「日本文化の核心」講談社現代新書

②「日本問答」田中優子、岩波新書(1684)

③「江戸問答」松岡正剛・田中優子(1863)

④「世界のほうがおもしろすぎた」2025年8月晶文社

早速、1,2,3の書籍を取り寄せ、正月休みに先生の視座を追いかけ、じっくりと読書に耽る一時にしたいと考える。


初めての国立民族学博物館

話は前後するが、恩師に会いに京都に行く前、1つ前の新大阪駅で下車し、吹田市に向かった。

目的地は国立民族学博物館。通称「みんぱく」

ここの存在を知って一度は行ってみたいと思っていたが、大阪に仕事で行くことはあっても、なかなか予定が合わず、この年まで行けずじまいであった。

事前情報で全てを見るには1日ないし2日はかかるかもということを聞いていたが、10時の開館からにしても夕方17時30分に京都で恩師と会うことを考えると、長くて5時間が限界。

国立民族学博物館(みんぱく)の展示「ハレのすがた」。迫力ある大型展示を正面から撮影した写真
国立民族学博物館(みんぱく)で出会った大型展示。写真では伝わり切らないスケール感。

最初から面白い!

入場してすぐのオセアニア展示でかなりの時間を使ってしまった。とりあえず、全てを見て回る。昼ご飯も食べずに歩き回り、当館を出るころにはクタクタ。1日ないし2日はかかるということを実感した。

国立民族学博物館(みんぱく)のオセアニア展示。仮面や装飾品が壁面に多数並ぶ展示風景
オセアニア展示は、装飾の密度が高くて見飽きない。

そして、この日は寒波の影響でとにかく寒い。鼻が痛い。腹も減った。しかし、ゆっくりする時間もなく会食の場、京都へ移動。

必ず再訪すると決めた国立民族学博物館であった。

京都の会食会場の個室。丸いお盆と箸が整えられたテーブルと、障子越しに見える庭の写真
会食の場に到着。恩師を待つ時間の高揚感。

もう1つの恒例となりつつある花園全国高校ラグビー大会

年末に京都を訪れた際に日程が合えば必ず行く場所がある。それが、東大阪市花園ラグビー場。全国高校ラグビー大会観戦だ。今年は1回戦が土曜日で天気にも恵まれたこともあり、また、105回の記念大会で出場校も多かったこともあり、とにかく人が多い。第1グラウンドから第3グラウンドに移動するのも一苦労。

東大阪市・花園ラグビー場のスタンドから見たグラウンド。青空の下、緑の芝と赤い観客席が広がる写真
何回来てもきれいなスタジアム.グリーンが素敵。

少し到着が遅れたため第一試合 東海大大阪仰星vs坂出第一の前半途中から観戦した。着いた時点で33-0。別のグラウンドに移動しようかとも考えたが、途中で買ったおにぎりを頬張りながら最後まで観戦し、結果は137-0で東海大大阪仰星の勝利。このチームがノーシードというのが驚き。帰りの新幹線の時間もあったため第3試合の途中で席を立ったが、点差がついた試合でもなぜか面白く観戦できる。理由は、高校生が最後まで真剣にプレイしているからだろう。真剣なものを観るということは、なぜかわからないが心に響く。

花園ラグビー場の電光掲示板。試合スコアが大差(137-0)で表示されている場面
大差がついても最後まで真剣にプレイする。だからラグビーは心に残る。

備忘録として書き残しておく

こんな年末の私事をここに書いていいか分からないが、何でもいいという原稿依頼だったので、備忘録として書き残しておく。

新幹線で博多に戻ってからは、こちらも恒例の中学校同級生の飲み会に参加。ただただ、楽しい2日間。

そして楽しい年末年始を過ごすことができたことに感謝。

天野

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