なぜ宗像でビジコンを開くのか
みなさん、こんにちは!
持病となった腰痛を治す決意を固めた、くりえいとの宮崎です。
さて、本日は3月8日に催行されたビジネスコンテストの話を。
このイベントは当社の主催で実施させていただいているのだが、なぜビジコンをするのですか、とよく聞かれる。
私は迷わず「元気になるから」と、よく分かるようなどうとでもとれるような回答をしている。
私たちがプレーエリアにしている福岡県宗像市のような地方都市は、人口減少をはじめとして煩悩の数を上回る地域課題を抱えている。
あくまでこれは私の個人的な意見として読んでいただきたいのだが、今の時代、地域にサラリーマンが増えても、「まちの元気度」はさほど上昇しないのじゃないかと仮説を立てている。
(私自身がサラリーマンであったし)サラリーマンを否定するつもりは毛頭ないが、個人事業主や、小さな会社が(人口比で)たくさんある地域は、その元気度が高いように感じる。
彼ら、彼女らにとっては、地域が元気であることがそのビジネスの成否に直結する。
そういう事業者さんにとっては、まちの活性度が他人事でなく、自分事になっていく。
だから、みなさん地域のことを日々考え、声を上げる。
そのハートはただただ熱い。
その熱は小さな太陽のように自ら生み出されて、惜しげもなく放っている。
人の熱の反射ではない。
そしてその熱やクセがある人や場は、また「次の人」を呼ぶ。
そんな地方の好ましい循環を、起業支援を通じて回していきたい、というのがこのビジコンの原点にある。
このエコシステムが自走するようになり、多くの人が自らをプレイヤーだと覚悟したとき、このまちは「時代」を望むように変えていくことができる。
きっと(笑)
ちなみに私は当社の社員のみなさんにも、「早く自分のやりたいことを見つけ、独立してちょうだい」と言い続けている。
そのためにこの会社を使ってよいのだ、とも。
私は、毛髪事業を手掛ける某社の「増やしたいのは、(髪ではなく)笑顔です」というスローガンを愛しているのだが、以下のようにパクらせていただきたい。
当社は、ビジコンを通じて起業する人を増やしたいのだが、その「増やしたいのは元気です」!
さて、前置きが長くなったが。
第1回開催が残した確かな手応え

このビジコン、タイトルにもあるように2回目の開催。
初回はちょうど2年前、宗像大社さんのご厚意で会場をお借りした。
神のご加護と実力で、そこからお二方が実際に起業されて、現在も順調に事業を継続していらっしゃる。
くりえいとはこのお二方に、開業の場を探したり、イベントへの出店サポート、カフェでのパートトレーニング一時採用などのお手伝いをしてきた。
ちなみにそのうちのお一人は第1回の優勝者の早井久美子さま。
早井さまには子ども広場「Mu-Mo」で助産師さんのカフェ「トコトコ」を開業していただいた。
感謝、感謝ですm(__)m
第2回開催へ。不安と期待の募集スタート
第2回のイベント開催にあたって、共催の宗像経済新聞・編集長の中村昌史くんとふたり企画会議をしていて、一番心配したのは、参加者が集まるのか、ということだった。
たった2年の間に、起業希望者がそんなに自然増殖するかなぁ?
そこですよね!
集まらなかったらどうします?
まぁなんとかなるでしょ。
そうだよね、まぁなんとかなってきたもんね。
昌史くんと私のやりとりは万事この調子だ。
二人とも、何とかなるだろうの「なんとかなるしろ」の粗っぽい面積が非常に大きい。
それ、俺?
え、それ僕ですか?
われわれの間で頻出の会話である。
われわれはお互いゴールが見えてくると、言い換えれば核心の部分がまとまると、それ以上の計画や準備を忘れておくことができる(笑)
誰かがカバーリングしないと、われわれの間はテキサスヒットのボールだらけになる。
なにはともあれ、イベントの概要を固めて募集を開始してみたのだが、われわれの不安をよそに、なんとトータル22人の方からご応募いただいた。
起業したいアイデアのタネがこんなに宗像市内に溢れているなんて。
鳥肌がたち、武者震いするような感動。
市長、このまちは大丈夫です(笑)
22人の応募と、それぞれの事業の物語
そこからわれわれは、ご応募いただいた全ての方々と面談し、そのアイデアへの想いや文字だけでは分からない事業の詳細を伺った。
これらビジネスプランにはあらゆるステージのものがあった。
タネを見つけたばかりのものから、土の上に緑の芽が出始めたもの、花の気配を近く感じさせるものまで。
段階はさまざまだが、確かに言えることは、全てのアイデアにその人の生きざまが深く刻まれていた、ということだ。
どの着想にも辿ってきた「旅の重み」があり、隣り合った旅人同士の気やすさで、その旅の記憶を問わず語りしてくれたような気がする。
その背景を想像するだけで心を動かされた。
ご応募いただいたみなさま、本当にありがとうございました。
私たちもみなさまから(チープな言い方ですが)、今日だけでなく明日も走る勇気をいただきました。
そこから選考を重ね、イベントに参加する5名の方を選出させていただいた。
もちろんこの5名の方々のプランが優秀であったのは間違いないけれども、個人的な事情やイベント会場での発表に適しているかどうか、なども含めて考慮した結果であり、単純に上位5名の方が選ばれたわけではないことを申し添えておきたい。
したがって、今回本選に参加されなかった方々のなかにも、起業に向けた個別の手伝いをさせていただいている方が何名かいらっしゃる。
飲食店、シェアハウス、コンサルティングビジネス、思い出サービス、婚前契約プラットフォームなどなど。
そしてあとは当日を迎えるだけなのだが、ここからも準備がおおらかで、各所への連絡が遅れるなど、ご迷惑をおかけしてしまった。
この場を借りてお詫び申し上げます。
アレ、終わってたっけ?
アレって何ですか。
なんでしたっけ?
こっちが聞いているんですよ(笑)
思い出したらまた連絡するよ。
僕もなんかあったんですが、ちょっと今バタバタしてて忘れてしまいました。
相変わらずのペースである。
本選出場5名と審査員が決定
さて、本選に出場されることが決まったのは、以下の5名の方々(発表順)。
・三木博文さん
廃棄される「漆(うるし)」の木材を活用した、天然染料の開発および製品化
・住永悠樹さん
宗像産の卵を使用し、マヨネーズを使わない「タルタルソース」の製造・販売
・櫻たかこさん
障がい者就労支援(工賃向上)と企業のBCP対策を掛け合わせた「防災ポーチ」の展開
・中村亮介さん
公務員の「副業・兼業」を適正に促進・管理するためのプラットフォーム事業
・阿部沙織さん
地域に密着したSNS代行サービス(Instagramや公式LINEのサポート)
そしてこのイベントをご協賛いただきました、企業・個人の方々はこちらです。
福岡銀行 宗像支店、遠賀信用金庫 むなかた支店、古米博樹氏
地域への熱い投資、ありがとうございました。
コンテストの審査をしていただく審査員のお顔ぶれはこちらの方々。
宗像経済新聞編集長の中村昌史氏
宗像市産業振興部産業政策課長の藤原久美子氏
福岡銀行宗像支店長の吉田好輝氏
メゾンスワロー代表の籾井麻里氏
お忙しいところ、ありがとうございました。
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開会直前、会場に満ちていく緊張感

開催時間が近づくにつれて、登壇者たちが発する得も言われぬ雰囲気で場の緊張が高まっていく。