宗像で働く人へ|地域を面白くする社員発アイデアと島のアート体験レポート(週報9/23-29)

2026.09.30
地島でのアート・イン・レジデンス完成発表や案内サイン設置、宗像モノノ怪祭り、むなかたタイムズ収録の写真を組み合わせた、株式会社くりえいとの週報アイキャッチ画像。

株式会社くりえいと代表・宮崎の週報です。9月第4週は、「むなかたタイムズ」の初収録、「宗像モノノ怪祭り」への参加、そして地島でのアート・イン・レジデンス完成発表など、宗像の地域活動が盛りだくさんの一週間でした。30年来のマドリディスタとしての視点も交えながら、日常を綴ります。

みなさん、こんにちは!くりえいとの宮崎です。

繰り返しこのブログにも書かせていただきましたが、私は30年来のマドリディスタ(レアル・マドリーのファンということ)でして、リーガ(スペインのサッカーリーグ)のシーズン中は仕事の合間に試合を観戦しているのか、試合観戦の合間に仕事をしているのか、

そんなわけで、シーズンの開幕したマドリーと、リアルな私自身とをリンクさせながら、くりえいとの日常を描写してみようと考えています。


9月23日〜24日:体調不良の始まりと半デイミーティング


9月23日

朝から喉の痛みと咳。明日はあんのくら(シェアハウス)に清掃が入る日であり、かつ燃えるごみの日であることを思い出し、夜にそれぞれのタスクをセットする。

精米機のトラブル受電。中村くんが対応してくれる。

ヒカリノテで業務して、岡垣のぶどうの樹さんに伺って打合せ。

昨夜からの、のどの痛みが酷くなり、咳が出始める。

9月24日

6時15分、あんのくらでゴミ捨て。道沿いの菜園で農作業中のおばあちゃんに挨拶。

今読んでいる「運動と健康」に関する本の記載を思い出す。ここもブルーゾーン(幸福かつ、健康長寿な地域)かもしれない。

腰痛体操。

マドリー周りのニュースはデジャヴのようなソープオペラ。

モウ以外のコーチがマドリーを引き受けなかったから、モウがコーチになったのは百も承知(だし、ここでも何度か書いた)のはず。

そんなモウ反対の私ですら、もう少し時間を与えて良いと思う。次戦、きっと何かが変わっているだろう。そんな気がする。

午後から当社恒例のワンデイミーティングの半日版、半デイミーティング(シルバーウィーク明けであり、午前中は業務時間に充てるため)。

今月は初めてのゲストなしで、「CRATE×TED」という企画。あの講演イベントTEDを真似たもので、メンバー全員がお題「宗像の価値を上げる仕事」についてトークする、というもの。

詳細は他のブログで報告があるだろうから、私の所感だけ。

「みんな、おもしろいネタもっているなー」

その場の全体レヴューで、すぐにやろう!となったものもあるし、即席ブレストから「こうしたらおもしろいかも」みたいなアイデアのシーズもいくつか蒔かれた。

TED企画の終わりのころには、私はこんなことを考えて、天を恨んでいた。

———こんな社員発のアイデアがすべて形にできる、時間と人とお金が私にあれば


9月25日:地島訪問と「むなかたタイムズ」初収録


いくつか打合せしてのち、アート・イン・レジデンスで滞在されている鈴木さんの制作の様子を拝見しに地島へ。

鈴木さんはお酒をお召しにならないので、甘味を手土産に海を渡る。

乗客はまばら。高齢の釣りファンばかり。

行きも帰りも船の座敷で仮眠。

咳が止まらず、いまだ体調悪し。

本日からアーティストが宿泊される(正式名称の決まった)「お泊りMu-Mo」で受入れチェック。エイコーウェルさんで運動習慣事業の打合せ。

夜は第一回目の「むなかたタイムズ」収録。ゲストはアートパフォーマーのカラリズムリサさん、そしてむなかたJLC(ジュニアリーダーズクラブ)代表の平田裕樹さん。

収録時間はおよそ2時間30分。

むなかたタイムズ収録風景。マイクの前で3人が笑顔でポーズを取っている様子
第1回「むなかたタイムズ」の収録を終えて。約2時間30分、飲みながら宗像のニュースを語り合った。

私自身の出来はいまいちだったが、これはきっとやればやるほど上手くなるものと信じたい。

ただ、ゲストお二人のお話はとても興味深く、話を聞かせていただいた、という意味では貴重な経験となった。

この番組は「飲みながら宗像のニュースをトーク」というコンセプトだが、体調が悪いのもあって最後は少し記憶が薄い(笑)

お時間ある方はぜひ一度ご聴取ください!


9月26日:カムカム祭りと宗像モノノ怪祭り

朝、昨夜置きっぱなしの車を回収してヒカリノテ。

そして雨のなか決行の赤間駅前のカムカム祭り会場へ。

ご準備いただいたみなさん、そしてご来場いただいたみなさまに心からお礼を申し上げたい。

この場所に、来年には違う景色をつくることになる。

その景色が、星霜を経て地域の風景になるよう、念をしっかり込めておく。

夕方、あんのくら(シェアハウス)にコタツが届く。せっかちな私は早速組み立てながら、祖母の「おコタに入っとき」という言葉を思い出す。

夜、Mu-Moで開催された「宗像モノノ怪祭り(一日目)」に参加。

この日は宗像市出身の妖怪文化研究家の木下昌美さんをお招きし、怪談から妖怪まで「モノノ怪」をエンターテインメントとして楽しみながら考える、みたいな企画だった。

赤と青のライティングの中、2人の女性がマイクを持ってトークしているステージ
宗像モノノ怪祭りでの妖怪文化研究家・木下昌美さんによるトークイベント。幻想的な照明が怪異の世界観を演出。

世の中には自分の認知不可能な(人間が認識不可能な)現象が生起しうる、言い換えると「奇跡がある」ことを、私は信じて生きたい。

だから、こういう企画はワクワクするし、妖怪も好きだから(妖怪には人間の意図があるが)、こういった催しをつくる(弊社の)長谷川さんの活動を応援している。

実際、彼女は入社したころから、妖怪にまつわる何かで宗像をおもしろくしたい、と宣言していたが、ちゃんと形にした。

開催に至るには、多くの人のご協力やシンパシーが必要だっただろう。大したものだ。

さて、イベントのこと。

妖怪、怪談といったものもやはりブームがあるようだ。今はアゲ基調とのこと。タピオカ的なものだが、食べ物のブームよりは上下のスパンが長そう。30年ぐらいか。ファッションのトレンドに近いのか。

怪談師さんの「こわいさま(さん)(:主に子どものしつけや地域の伝承に登場する、正体不明の不気味な存在)」の話が記憶に残った。思い出してみれば、私も祖母からよく「〇〇が来るよ」と「来る系(というか分からないが)」で脅かされていたような気がする。それだけ落ち着きのない子だったが。

経営者となったいま、「税務署が来るよ」とか「労基が来るよ」というような「来る系」が嫌だ。怖くはないが、気味が悪い。

「こわいさま(さん)」離島に多く存在するとかしないとか。来週地島のおじいさまたちに聞いてみよう。

Mu-Moの夜の使用法や、日ごろ来場のない属性のお客様を迎える方法などを考えたり、中村くんのカムカム祭りの片付けは終わっただろうか、など考えつつ帰る(ごめんなさい。考えただけで行かなかった)。


9月27日〜28日:体調不良続く


9月27日

少雨。

咳が止まらない。薬を服用しているが、あまり効果なし。

ヒカリノテ。朝からご利用中者さんのお困りごとを聞く。ただ聞く。答えのないことをヒアリング。

9月28日

雨。

のどの痛みと軽い発熱。治りが悪い。

福津市の指定管理提案の打合せを大峰山でおこなう。

明日からあんのくらご入居のお客様とやりとり。

ひっそりと、そして確実に歳をとる。53年も生きてきました。


9月29日:地島アート・イン・レジデンス完成発表

曇りのち晴

鈴木さんのアート・イン・レジデンスin地島の制作完成発表で午後から海を渡る。

地島は夏に戻ったかのような太陽の下。

帽子をかぶった男性が島の路地でアート展示の案内看板を設置している
みあれ芸術祭に向けて、鈴木泰人さんの作品「めぐりモノ」への案内サインを設置中。

鈴木さんの作品と対面する。島の海岸にたどり着いた漂流物や自然界の遺物を配置したインスタレーション。ここに鈴木さんが収録したアンビエントサウンドを載せた空間アート。

じっと見ていると(聴いていると)、作品が朴訥ながら明瞭に「島の原存在的」な事実を語りかけてくるような気分になる。「地島」という「場」の長老的存在の、その智慧と対面しているように。

欄間のある和室で複数の参加者がアーティストの説明を聞いている様子
地島でのアート・イン・レジデンス完成発表会。島の老若男女が鈴木さんの作品鑑賞に訪れた。

島のみなさんにも作品披露をさせていただいた。島の老若男女に鑑賞していただいたが、特に島留学中の子どもたちに観てもらえたのは嬉しかった。このような機会をいただき、とても幸運だったと関係各位に感謝する。

その後、「センター前(漁協センター前という意味)」の路上酒場で島の漁師じいじさんたちとその日の魚で酒盛り。

「モノノ怪」イベント以来聞きたかった「島の怪異」についてヒアリング。

だが、

———島に怖い話はない

とみなさん口をそろえる。

ただ、子どもを危険から遠ざけるための、「ヤマオニ(山鬼?)」はいたようだ。

海の方がよっぽど怖いと思うのは、陸(おか)の人間の考え方なのか。

鈴木さんの作品だけでなく、多くの作品が展示されるので、ぜひ「みあれ芸術祭」にお越しください!

それではみなさま、素敵な日常をお過ごしください。

ごきげんよう。

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