所沢の豆腐職人に会い、宗像で中学生の未来を見た|サッカーと日常が交差する週(週報10/7-13)

2026.10.14
所沢の山下商店、むなかた・ふくつ未来フェスで発表する中学生、赤間駅のアート展示風景を組み合わせた、10月7日〜13日の社長週報アイキャッチ画像。

30年来のマドリディスタである宮崎が、レアル・マドリーの試合観戦と自身のリアルな日常をリンクさせながら綴る1週間の記録です。東京出張での豆腐職人との再会、ヴィジャレアル戦でのディオマンデの感動的なゴール、そして宗像の中学生たちの未来に向けたプレゼンなど、仕事と暮らしの風景をお届けします。

みなさん、こんにちは!くりえいとの宮崎です。

繰り返しこのブログにも書かせていただきましたが、私は30年来のマドリディスタ(レアル・マドリーのファンということ)でして、リーガ(スペインのサッカーリーグ)のシーズン中は仕事の合間に試合を観戦しているのか、試合観戦の合間に仕事をしているのか、そんな生活を送っています。

そんなわけで、シーズンの開幕したマドリーと、リアルな私自身とをリンクさせながら、くりえいとの日常を描写してみようと考えています。


10月7日〜9日:宗像の日常と東京出張への準備


10月7日(晴れ)

涼風と太陽のベストミックス。

最近「食」に関連する仕事がぽつぽつと発生。この日もそんな関係の仕事(まだ実際には仕事とは言えず、考えている段階)で動く。

夕方から宗像市のインバウンドツアー企画のアイデア出し。個人的には、やっぱり海路だな、と考える。宗像市は、そもそも海で拓けた土地だ。海から来て、神と邂逅し、海へ帰る。

夜は自由が丘の1091さんで食事。5日ぶりに酒を飲む。ハイボール1杯と、赤ワイン1本。企画会議に引き続き、観光やアートの話。腹いっぱい。

帰路、最寄りである吉武のセブンイレブンで車を降ろしてもらい、およそ20分かけてあんのくらへ歩く。当たり前のことだが、夜道は暗いと再認識させられる。こんなところで襲われたら勝ち目はない、などと考えていたら、最近聞いた怖い話を思い出して小走りになる。

10月8日(晴れ)

当社の朝礼では、週替わりのテーマで全員がひとこと話すようになっている。今週は「仕事上の自分を道具に譬えると何?」

この日に譬えられたのは、「パテ」「歴史書」「ずた袋」「ハンドル」「治具」「ふせん」。

歴史書が道具か、というツッコミは脇において、(私を含め)だいたい少しずつ実際より良い道具になっている傾向をみる(笑)。みなさんはどうでしょうか?

社外の方とのミーティングや、現場確認。その後、溜まった仕事をまとめて片付けようとするが、集中できず。はかどらない。

海のものとも山のものとも知れぬPodcast『むなかたタイムズ』の最初のご協賛企業となっていただいたメゾンスワローさんに感謝を伝える。

10月9日(晴れ)

早朝の静かな冷えた空気が朝のルーティンを辛くさせる。

明日から東京出張のため、(シェアハウスの)ルームメイト・T氏(53歳)にその旨、テーブルに書き置いていく。53歳(男性)から53歳(男性)への書き置き。6時53分。こういうことをいい加減にできないのは教育か。

苦手な仕事をいくつか。いくつ歳を重ねても、人の心は分からない。和歌に詠みたい。

知人に勧められた睡眠外来の予約を取ろうとするが、再び休診。レム睡眠時行動障害と睡眠時無呼吸症候群を診てもらいたい。しかし、ご縁がないのかも知れない。

夜、グループ会社の役員と「幸」で飲む。20年来の付き合い。


10月10日〜11日:東京出張と豆腐職人との再会


10月10日

東京へ。二日酔い。前夜は少し飲み過ぎた。

ふと、都市のサイン・看板はどのぐらいの視力の人向けに作ってあるのだろう、と疑問が浮かぶ。目の手術の影響で視力がかなり低い私には、駅のなかでトイレのピクトを見つけるのはひと苦労だし、目的地の文字はずいぶん近寄らないと判然としない。

電車を乗り継ぎ、所沢へ。目指すは豆腐職人、山下さんの住む山下商店さん。本年1月以来の再訪。

所沢にある山下商店の外観と看板が見える朝の街並み
NHK「プロフェッショナル」にも出演した豆腐職人・山下さんの工房を再訪

山下さんはNHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」に豆腐職人として出演されたことがある(私はまだ視聴していない)。

NHKのアーカイブの山下さんの紹介文には「哲学者のような」という表現があったが、まさに所作のひとつひとつ、片言隻語に何かを極めた人の鷹揚さというか「意味」を思わせるものがあった。肌が、この人は大きな人だと感じていた。こういう感覚があるのはいつ以来だろう。

夜、もんじゃ焼きを食べる。あるときから、もんじゃ焼きが大好きになり、東京に行くたびに食べてしまう。


10月11日:ヴィジャレアル戦とディオマンデの涙

晴れ。ヴィジャレアル戦(1-0.勝利)。

3週間ぶりのラリーガ。これほどに長いインターナショナルマッチウィークがあっただろうか?

ヴィニの状態が良くないのか、それともブレイク前に想像したとおりの判断をモウが下したものか、ディオマンデを左スタメンで起用。

この試合、前プレの意識は高かった。ハメる方法論もあった。しかし、センターバックに勇気がなかった。剥がされたあと、ヴィジャレアルのアタッカーへの潰しができていないため、少しずつ確実にリトリート戦術になっていく。

(心情はともかく、ゲームとしては)エムバペは楽しいだろう。右にタイミングの合うキッカーが2人。トレントとアルダ。

ディオマンデ、自分で行ってもええんじゃなかったの、のシーンが二度ぐらい。

後半。モウは早々に動く。51分ヴィニ投入。フェデを右サイドバックに。このあと、結果的にフェデの無尽蔵のスタミナが活きるのだが、私はちょっと早すぎる一手に見えた。インタビューで語っていたとおり、モウはフェデとチュアメニでは中盤のオーガナイズが弱いとみているんだろう。

そしてこの交代が当たる。フェデからのパスを受けたディオマンデ。スムーズな右足。いったんはオフサイドの判定となったもののVARが介入しゴールが認められる!

ゴールセレブレーションのあと、ディオマンデの目には涙。よくよく考えたらまだまだ19歳。コートジボワール出身の19歳は、確かにファンの心を掴んだ。

続けて完璧なベリンガムの個人的な努力から、ヴィニのゴールが決まる。モウもベンチを飛び出し、猛然と奪取してピッチ上のセレブレーションの輪に加わる。

しかしこれは、マネジメントのポーズだと私は受け取ってしまった。スタメン起用しなかったヴィニとの関係を考慮した、モウの戦術的ゼスチャーだと。

うがった見方過ぎるかな、と考えていたら、その興奮さめやらぬなか、VAR。え?

リプレイを見れば、ゴールへ向かう一連のプレーの始まりで、疑いようのないほど鮮明にヴィニがサリバの髪を引っ張っていた。レフェリーはヴィニに退場を宣告。

ここから珍しく守り倒すマドリーを見学。ともかくも勝ち点3を得た。

この試合、フェデのとんでもない走力に裏打ちされたとんでもない献身が際立った。これぞカピタンの姿。

ミッドウィークはローマとCL戦って、週末はセヴィージャ。

東京から戻る。赤間駅の三女神展の片付けに行ったら、パコアンや青柳さん(みあれ芸術祭実行委員会)たちが在所されていた。

赤間駅の展示スペースで抽象画作品の片付け作業をする男性の後ろ姿
みあれ芸術祭の三女神展。東京から戻り、片付けの現場に立ち寄った

少し雑談して閉所、バッテリーを会社の電源に接続させたのち、あんのくらに帰る。

ルームメイトのTさんが「明日から、福津のサイトでいよいよ本格的に撮影しますよ」と。

かめむしを避けながらトイレに行って、寝る。夏の終わりのかめむしフィーバーの予感。


10月12日〜13日:未来フェスと週末の記録


10月12日

読書。

夜に聞いた話では、Tさん、朝の4時半ごろにはあんのくらを出発されたよう。ごくろうさまでした。

午前中、宗像への移住をご希望されているご家族の住まいに関するヒアリングをさせていただく(オンライン)。「むなかたタイムズ」を聞いていてくださったようで、コミュニケーションの障害もなく宗像に住むことを本当に望んでいらっしゃることがよくわかって、朝からハッピーになる。11月にいらっしゃるときには、お酒をご一緒する約束をする。

午後からは、海を守ろうむなかた実行委員会主催の「むなかた未来実装フェス2026」にお招きいただいたので、僭越ながら審査員を務めさせていただく。まちの課題と、その解決策を中学生がプレゼンする、という企画。

むなかた・ふくつ未来フェスのステージで中学生たちがプレゼンテーションを行う様子
地域の課題解決アイデアを発表する中学生たち。審査員として彼らの熱意に触れた

夏が戻ったような暑いコンディション(ジャケットは集熱器具となった)と、伊豆市長の横に座るというハイプレッシャーのなか、つつがなく務めさせていただいた(と自分では思う)。

課題は身近なものが多かったが、アイデアは光るものがあった。ぜひ一緒に取り組んでみたいものもあるが、本当に実装するのであれば、次は大人が子供たちのためにその壁を壊してあげないといけない。大人にその覚悟があるだろうか?

10月13日(晴れときどき雨)

なんだかんだ人事まわりのことでバタバタして仕事の進まない一日。

テンちゃんFCのフットサル練習も雨のため中止。

明日は明後日の風が吹いてほしい。

それではみなさま、素敵な日常をお過ごしください。ごきげんよう。

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