2025年11月4日、福岡教育大学・本田代志子先生の授業に、弊社代表の宮崎がゲストスピーカーとして参加しました。対象は中等美術2年の学生、約20名。
「空き家をアートの切り口から考えてみる」をテーマに、ワークショップ形式で進行しました。
まちに出て、人と出会い、手を動かす。そんな小さな行動が、関係を育み、風景を変えていく。
「まちに触れる」では、くりえいとが関わる“まちに触れる瞬間”を紹介していきます。
大学とのつながりから生まれた授業のきっかけ
実は福岡教育大学の本田先生とは、以前から「みあれ芸術祭」や「地域とアートの関係」について相談を重ねてきた間柄です。
これまで、地域におけるアーティストの居住環境や活動拠点のあり方など、実践的なテーマについてもご意見をいただいてきました。
そして、今回のゲスト講師のお誘いをいただいたのも、当社が都市再生推進法人「てんとせん」を立ち上げた際に、赤間地区の空き家をアートの力で活かせないか、と話を伺いに行ったことがきっかけでした。



学生たちが考えた「赤間にあったらワクワクする施設」
授業ではまず、当社の事業全体や市内での取り組みについて概略をお話ししたあと、学生たちが4つのグループに分かれ、「赤間地区にあったらワクワクする施設」をテーマにグループトークを実施しました。
それぞれがポストイットにアイデアを書き、それを見ながらブラッシュアップのグループディスカッション。チームごとにまとめた提案では、こんなものが発表されました。
夜道を照らす街灯や花壇の整備といった身近なアイデアから、映画館の復活(これは人気!)、さらには“宗像タワー”の建設まで。
自由な発想が次々と飛び出し、教室が笑いと驚きに包まれました。
空き家を「アートの力」で活かすための議論
後半は本題、「地域の空き家をアート的にどう活用するか」へ。
アートを展示するだけでなく、暮らしや交流の場としての使い方を模索する意見もあり、アイデアがアイデアを呼びながら、まるでブレインストーミングのような熱気に満ちた時間となりました。
学生の中には、「古い家をアーティストが暮らしながら制作できる場所にしたい」と語る人もいて、将来の地域アートの担い手がここから生まれるのでは——と期待が膨らみました。



「面白いアイデアは、いつか必ず形に」——まちに芽吹く創造のタネ
授業の最後に、宮崎から学生のみなさんへひとこと申し上げました。
「面白いアイデアは、いつか必ず形にします。だから卒業しても、宗像市をぜひウォッチし続けてください」。
このコメントは社交辞令ではなく、この日に生まれたアイデアのいくつかは、直近で実装を検討したいほどのものもありました。
詳しくは“企業秘密”としてここでは明かせませんが(笑)、宗像のまちで近い将来、何かが動き出す予感を感じさせてくれた時間でした。
アートが人とまちをつなぐ、その入口に立ち会えたような一日。
これからも、学生や地域の方々とともに、創造のタネをまちにまいていきます。
次回は12月、「ムナカタ・アート・クラブ」へ
最後に告知ですが、宗像市の中学校美術部活動に向けた「ムナカタ・アート・クラブ」の活動に、福岡教育大学様は尽力されていて、12月にも次回のイベントがあります。
ぜひお誘いあわせのうえ、ご参加ください!