僕、代表 宮崎は30年を越すスペインサッカーのとりこで———、というよりも、より正確に言うなら、熱狂的なマドリディスタ(レアル・マドリード)である。
そして、僕の夢は、いつか「宗像市でレアル・マドリードを軸にしたコミュニティをつくる」。(ここまで前回と同じ)
🩺エルチェ戦前夜、負傷者だらけのマドリーと僕
11月24日、インターナショナル・マッチウィーク明けのアウェイ、エルチェ戦。
前日会見のアロンソのコメント、これはそのとおりなんだけど、シャープ。
「戦術とチームマネジメント、どちらがより重要か?答えは両方」
僕なんかこんな質問されたら、こねくり回してしまいそう。
FIFAウィルス、というほどでもないが、ミリトンが鼠径部を痛めた模様。
最終ラインにけが人が多い。というわけで現在のけが人リスト。
カルバハル(右膝内関節浮遊体。要手術、長期)
リュディガー(筋肉系。そろそろ復帰)
俺たちのハウセン(鼠径部。出場は可能?)
エムバペ(足首。軽度?ドバイに行っていたぐらいだからOK?)
カマヴィンガ(筋肉系。代表離脱も出場はOK?)
チュアメニ(筋肉系。月末復帰?)
マスタントゥオーノ(鼠径部。未定)
そしてここに僕、宮崎克史も脇腹痛(脇腹痛で出場しない、ってプロでもあるから、ほんとに)で負傷者リスト入り。

👟くりえいとカップでサンマリノ状態、そして脇腹負傷へ
ことの起こりはエルチェ戦の前日。
この日は当社カンムリの「第12回くりえいとカップ(フットサル)」が開催された。
主催であること、お取引先や、当社のチームが出場していることもあるので、午前中に顔を出して挨拶をして回ろうと考えていた。
そんな目論見は1通のメールで簡単に破られる。
「チームくりえいと、3名急に参加できなくなったので、選手としてすぐに来てもらえますか」
3人も急に来られなくなる?
ボイコットの世界観。サボタージュ、ラッダイト運動やろ。
でも仕方ないから大あわてて支度を始める。
シューズなんて10年ぐらい履いてない。
ウェアはお気に入りの10番・ベンゼマにしようと探すけど、これが見つからない。もう何年も着用していないから当然か。
それでとりあえず練習ウェアみたいなのを用意。
(でもこれは正解だった。このあとの僕のあの酷いプレーで背中に「ベンゼマ」の刻印は、十字架背負って歩く方がまだ楽に違いなかった)
家を飛び出し、電車に乗り試合会場へ。
試合前の独特の緊張感が会場に漂っている。既に持病の腰痛が言い訳のように声を上げる。
わが社のチームに合流。聞けば、本当にギリギリのメンバー構成なのを知る。
素人、素人、素人(女性)、経験者、昔はやってたけど、ただのマドリディスタ(僕)。
ギリギリというより、ピッタリ5人(笑)
急遽、得点係の社員もビブスを着せてベンチをつくる(笑)
試合はもうどうしようもないワンサイドゲーム。なにしろ、こっちはルールを確認しながらしているんだから。
「え、投げていいんですか?」「キーパーってどこまで行っていいの?」みたいな。



ワールドカップの予選、ヨーロッパにおけるサンマリノ(リヒテンシュタインでもいいし、ジブラルタルと表現してもよい。結果は同じ)状態。
くりえいと・サンマリノと呼ばれそうなぐらいの草刈り場。
相手からすると、勝ち点を取りこぼせない相手、くりえいと・サンマリノ。
僕はといえば、足がついていかない。ボールがうまく扱えない。体が動くと目までなんかピントが定まらず、我が目に対して、「お前もか!」って不具合の連続。
それでも、これまで培った智慧はある。上手に背中でマーカーを消しながら一つ前の選手にプレスをかけに行くなど、どこにもいないヘッドコーチの評価を気にしながらプレーする僕。
見てくれてました?戦術理解度高いでしょ、てな具合でね。
そんなサンマリノな1試合目で、なかなか屈強な体をお持ちの選手にショルダーをぶつけた(倒してしまった)際に、その選手の肘が脇腹にズドン!
一瞬息ができなくなる。
症状はすぐに治まったものの、そこからは息をするたびにビクっと鈍痛。
咳をすると、腰と脇に同時にパンチされたようになる。
そういえば昨年、ちょっとした作業をしていて転倒。
肋骨を1ヶ所折り、2ヶ所にヒビを入れた。
あのときは青空を見ながら、本当に死を意識した(なにしろ呼吸をすることがそもそも困難だった)。
悪趣味だけど、このときのレントゲン写真を掲載している。

僕の胸骨は、この写真の状態のままくっついて固定されてしまった。だから、僕は裸になると左の胸にちょっと飛び出したような部分がある。それがこの写真の折れてはみ出した骨。
幸運にも今回肘が入ったのは逆側の脇だった。こっち側だったら、と考えると今さらゾッとする。
あのときの激痛に比べればたいしたことではないが、痛いものは痛い。
というわけで僕も負傷者リスト入りの巻でした。
今週もy Nada Mas!
🏟️エルチェの戦術、ルーズなマドリー
試合はよくドローに持ち込めた、というほどエルチェがサッカー的に上回っていた。
エルチェは前から行くときにはマンツーマンで、リトリートしてからは5枚のブロックを敷いて担当エリアへの縦方向侵入者へは迎撃する守備戦術。
ボール奪取後はボールを大切に運んで、確率の高い攻撃を志向していた。
かたやマドリー。
疲労があるというエクスキューズしか思い浮かばないほど、止めて運んで蹴って「止まる」の繰り返し。
今シーズン、リーガでは初めての3バックを採用したアロンソの目論見も見えてこなかった。
この2週間、相当量の机上演習をしたのだろうけど。
なんとなく最初から元気そうだったのはフラン・ガルシアぐらいかな。もうちょい突破の意識があれば面白かったんだけどね。
ラインアップ
クルトワ
アセンシオ
ハウセン
カレーラス
トレント
ギュレル
セバージョス
ガルシア
イアン・ライトに援護されて困っているはずのベリンガム
ロドリゴ
エムバペ
コーチ:シャビ・アロンソ(今日は丸首。スペインに寒波到来とのこと)
本当に3バックなのか4バックなのか考えてしまうほど緩い導入から、いきなりクルトワの神セーブ。
やれやれ。
アテもなくぬるい日本酒を飲み続けるような締まらない展開から、突然の失点。
パス&ゴーからギュレルの裏を抜けられて、ちょっと数足りてないな、と思った次の展開でトレントが背中取られて失点。
アロンソはトレントを使いにくくなったね。
この試合、結果的に2点ともトレントのセットプレーからドローに持ち込むのだけど、あれだけで置いておくのは難しい。
もちろん右サイドからボールを放り込まさせれば天下一品。
だけどね、というところ。
ギュレルは今年我慢する(彼の守備タスクのミスで失点しても)、と明言したアロンソだけど守備が本職のプレイヤーには甘くないだろうな。
今日のトレントを見ていて、ガラクティコス時代のマドリーの、僕の友だち(このことはまたいつか)ベッカムを思い出した。
ベックスは、トレントとはポジションとスタイルが違うから生き残れたけど、同胞であり、右サイドを主戦場としながら、(主観だけど。当初)ちょっと自信なさげに、プロフェッショナルクロッサーとして生きようとするその姿が二重写しになった。
その後もルーズなマドリー。2失点目もアセンシオが背中を見せまくる醜態から、アルバロ・ロドリゲスに決められる。今夏、マドリーからエルチェへ移籍した(2百万ユーロ)アルバロはゴールセレブレーションをしなかったが、それがいっそうマドリディスタの悲しみを深くしたね。
シーソーゲームを2度追いついた(俺たちのハウセンとベリンガム)のは、らしかった。
でも、この難局をどう乗り切るのだろう。
選手間の距離がとにかくよくないね。サッカーじゃなくてツレションしてるのかと思うぐらいの距離。
ミッドウィークにCLでオリンピアコスとやって、そのあとはジローナ。
🤝アロンソのコメントと、僕へのリーダーシップの宿題
アロンソの試合後のコメント
「チームは決してあきらめていない。私たちは今も戦っている。各試合の文脈は異なることを理解している。もちろん、結果はもっと良くできる。私たちはそれを自覚しており、自らを批判できる。」
僕のAIはこのアロンソのコメントから勝手に僕へアドバイスをくれる。
これがなかなかドキッとしたので、これを最後に。
・リーダーは“外因ではなく内因”に目を向ける(アロンソは外に原因を求めなかった。リーダーは“外因ではなく内因”に目を向けなくてはならない)
・(結果が出ないとき、時間がかかるとき、トラブルが発生しているとき)短期の動きに動揺せず、プロジェクトごとに“KPI・戦い方・期待値”を最適化する
宗像近郊のマドリディスタのみなさん、機会があればぜひお会いしましょう!
Hala Madrid!
#ElcheCFRealMadrid